機関誌

知っていますか?身近に潜む薬物乱用!

機関誌2021年06月09日

みなさんこんにちは。今年もまた過ごしにくい梅雨の時期になりましたが、街を歩いているときに元気に咲いているあじさいをみかけるとイヤな気分も癒されますね。

6~7月は薬物乱用防止広報強化期間になっています。今回のちょっと役に立つ話では、薬物乱用とはどういうことなのか、今一度確認をしていきたいと思います。

薬物乱用とは、薬物や薬品を本来の医療目的からはずれて使用したり、医療目的でない薬物を不正に使用したりすることです。『薬物乱用』と聞くと、覚せい剤や大麻、コカインといった違法な薬物を思い浮かべると思いますが、薬物乱用とは違法薬物のことだけではないのです。

このように薬を使用することを「乱用」と言い、「乱用」を繰り返しているうちに
やめたくてもやめられない減らそうと思っても減らせなくなることがあります。

自分でやめられなくなってしまう状態を「依存」と言い、「依存」の状態になると同じ量ではだんだん薬の効果がなくなって量が増えていったり(耐性)、薬をやめたり量を減らしたりすると、離脱症状(禁断症状)がでたりすることもあります。
このような状態に気づいたら、主治医や薬剤師、相談機関などに相談してください。

また、今の時代ドラッグストアやコンビニなどで手軽に購入できる風邪薬や咳止め薬、鎮痛剤の中には、覚せい剤の原料である薬剤や、麻薬の成分である薬剤、興奮作用を持つカフェインなどが含まれている場合があります。これらの成分は、咳や頭痛を抑える一方、飲みすぎると眠気・疲労感がなくなり、多幸感や頭がさえたような感覚などの覚醒作用があります。
市販薬の乱用としてニュースにもなったのが、10代を中心に咳止め薬を大量に服用し、違法薬物の代替品として使用するという事例が多発し、拡大が懸念されています。

このように、違法薬物だけでなく、薬は正しく使わないとリスクにもなることを理解しておくことが大切ですね。